相模原市

相模川ふれあい科学館|魚とのふれあい体験・エサやりで子供から大人まで楽しめるアクアリウム

子供から大人まで楽しく学べる

相模川ふれあい科学館では、相模川に生息する多彩な魚たちを間近で観察したり、魚へのエサやり体験を楽しむことができます。
また、自然豊かな相模川について、さまざまな角度から学べる魅力的な水族館です。
この記事では、相模川ふれあい科学館の見どころ、アクセス情報、駐車場の詳細などをわかりやすくご紹介します。

 

相模川ふれあい科学館とは?―相模川の自然と水生生物に触れ合う場所

案内図
相模川ふれあい科学館では、相模川に生息する多様な淡水魚を中心に、豊富な展示が行われています。
特に子供たちが楽しめるよう、低い位置に設置された水槽や、手を伸ばせば魚が間近に感じられる工夫が随所に見られます。展示の魚たちが悠々と泳ぐ姿は、訪れるすべての年代にとって魅力的です。
さらに、相模川ふれあい科学館では、魚へのエサやり体験が人気です。飼育スタッフによる詳しい解説イベントや、子供向けのワークショップも定期的に開催されており、学びながら楽しむことができます。親子で参加できるこれらのイベントは、子供から大人まで一日中楽しめるアクティビティが満載です。
館内はコンパクトですが、展示内容やイベントが充実しており、効率的に見学することが可能です。約1時間で一通り回れるため、短い時間でも十分楽しむことができます。家族での休日のお出かけや、子供たちの学びの場としても最適です。

相模川ふれあい科学館を訪問レポート!

相模川ふれあい科学館
相模川ふれあい科学館は、豊かな相模川の水を利用した美しい水路が広がる公園の中に位置し、そのユニークな建物はまるで水上に浮かんでいるかのようなデザインが特徴です。
この建築は「かながわの建築物100選」にも選ばれており、建物自体も見どころの一つとなっています。

券売機
入口に入るとすぐに券売機があり、こちらでチケットを購入します。入館料は高校生以上450円、小中学生150円、幼児は無料です。
価格が少し高いと感じるかもしれませんが、水族館としての充実した展示内容を考えると、納得のいく料金です。さらに、当日なら再入館が可能なので、外でランチを楽しんだ後に再び科学館を訪れて、午後からのイベントにも参加することができます。

相模川を再現「流れのアクアリウム」

流れのアクアリウム
相模川を再現した「流れのアクアリウム」では、相模川の水源から河口までの流れを体感することができます。
上流、中流、下流、そして河口に至るまで、変化する生態系や環境の多様性を、約40メートルに渡る大きな水槽で再現しており、相模川の全長113kmを縮小して一望できるこの展示は圧巻です。


ヤマメやアユなど清流に棲む淡水魚から、体長が1メートルを超える大型魚まで、大小さまざまな魚たちが水槽内を泳いでいます。特に大きな魚が悠々と泳ぐ姿は迫力があり、見ごたえがあります。

流れのアクアリウム
水槽の展示位置が低く設定されているため、大人にとっては少し見にくいかもしれませんが、子供にとってはちょうど目線の高さにあり、魚たちの姿を間近で観察することができます。
毎日10時30分には「おさかなのごはんタイム」が開催され、飼育スタッフが魚たちにエサを与えながら、魚の生態や相模川の環境について詳しい解説をしてくれるため、学びながら楽しむことができます。

エサがあげられる「湧水と小川のアクアリム」


エサやり体験ができる「湧水と小川のアクアリウム」では、相模川の支流を再現した屋外の水槽が設置されています。


ここでは、コイやウグイなどの魚たちにエサをあげることができ、魚たちがエサを食べる姿を水槽の側面からも観察することができます。特に小さな子供たちには、魚が集まる迫力ある光景は忘れられない体験になるでしょう。


エサは粒タイプとスティックタイプの2種類が用意されており、どちらも1個200円です。粒タイプは、水槽に直接撒く方法と、エサを握りしめて水中に拳ごと入れる方法があります。拳を水槽に入れる方法は少し勇気が要るかもしれませんが、魚たちとの距離感が縮まる貴重な体験です。


この日は、珍しい「スティックタイプ」のエサを購入しました。エサは麩でできており、長さは約5センチほどで、思っていたよりもコンパクトなサイズ感です。


エサを水面に近づけると、たくさんのコイが一斉に群がり、その勢いに少し驚かされることも。
コイよりも小さな可愛らしいウグイにもエサをあげることができますが、小さな魚たちにはスティックタイプのエサは少し食べにくいようです。そんなときは粒タイプのエサがおすすめです。

オオサンショウウオがいる両生類水槽

オオサンショウウオ
オオサンショウウオがいる「両生類水槽」では、巨大なオオサンショウウオやカエルなどを観察することができます。特に、体長が140センチもあるオオサンショウウオは圧倒的な存在感がありますが、あまり動かない姿もユーモラスです。

天然記念物の「タナゴ」水槽

タナゴ水槽
天然記念物「ミヤコタナゴ」を展示する水槽では、この希少な魚の生態をじっくり観察できます。
さらに、タナゴ以外にも川魚やエビ、カニ、水生昆虫など、多種多様な水生生物が展示されており、訪れる人々を飽きさせません。

自分が描いた魚が泳ぎ出す「お魚ぬりえ」

お魚ぬりえ
お魚ぬりえ」では、タッチパネルを使って自分だけの魚を塗り絵できます。
完成した魚は、中央に設置された大画面モニターの水槽で泳ぎ出し、まるで自分の描いた魚が本物のように動き出す体験ができる、子供に大人気のアトラクションです。

生き物とのふれあい体験「ふれあいワゴン」


飼育スタッフが直接、生き物を目の前で紹介し、間近で観察したり触れたりできる「ふれあいワゴン」は、大人気のイベント。
この日は「アオダイショウ」に触れる貴重な体験ができました!
開催時間は毎日2回、11時半と14時半からで、1回約10分の短い時間ながら、子供から大人まで楽しめる内容です。

イベント案内
また、土日祝日には「おさかなのおやつタイム」も開催され、飼育スタッフによる解説付きで魚たちにエサをあげる姿を見ることができます。

期間限定特別企画展「ふぐ展」

フグの企画展示期間限定で開催される特別企画展「ふぐ展」では、さまざまな形やサイズのフグたちが展示されています。
ユニークな姿のフグたちをじっくり観察できるこの展示は、特に家族連れに人気で、普段はなかなか見られない種類のフグにも出会える貴重な機会です。

お土産に「プリクラ」「記念コイン」もおすすめ!

入口近くには、ふれあい科学館限定のプリクラや記念コイン、ネームシールが用意されています。
訪問の思い出として、子供たちと一緒に記念品を作ってみてはいかがでしょうか? 記念に残る素敵なアイテムが揃っています。

科学館の外に広がる湧水池と散策路でリフレッシュ

科学館の外には、湧水池や広々とした広場、散策路が整備されています。訪問後は、ここでのんびりと自然を感じながらリラックスするのもおすすめです。
小さな子供たちが遊ぶにも最適なスペースで、家族で楽しむことができます。

トイレの隣には「足洗い場」が設置されており、水遊びの後にもしっかりと足を洗うことができます。
また、ジュースやアイスの自動販売機もあるので、遊び疲れた後にはひと休みしながらリフレッシュすることができます。子供連れには嬉しい配慮がされています。

「アルキメデスのポンプ」で遊びながら学ぼう!

アルキメデスのポンプハンドルを回すと、らせん状のホースを通じて水がくみ上げられる仕組みを体験できる「アルキメデスのポンプ」。
この装置は、古代ギリシャの数学者アルキメデスが発明し、ルネサンスの天才レオナルド・ダ・ビンチが改良したとされており、楽しみながら学べる科学の不思議に触れられます。

まとめ:子供から大人まで楽しめる「相模川ふれあい科学館」

相模川ふれあい科学館は、子供たちが楽しめるように工夫された展示や、飼育スタッフによるエサやり解説イベント、体験型のワークショップなど、さまざまなイベントが盛りだくさんの水族館です。
「流れのアクアリウム」では、相模川の水源から河口までの生態系を再現し、多様な淡水魚が観察できます。また、「湧水と小川のアクアリウム」では、コイやウグイにエサをあげる体験ができ、魚たちが迫力満点でエサを食べる姿を楽しむことができます。
館内はコンパクトながらも充実した展示内容で、1時間ほどで一通り見て回ることができ、家族での訪問に最適です。
ぜひ、相模川ふれあい科学館で楽しい時間を過ごしてみてください!

相模川ふれあい科学館の基本情報

■ホームページ
相模川ふれあい科学館
■住所
相模原市中央区水郷田名1-5-1
■時間
9:30~16:30
■休み
月曜日(月曜が祝日の場合や夏休み/正月休み等の期間は開館)
■料金
高校生以上450円、小中学生150円、幼児無料
■電話
042-762-2110
■駐車場
無料駐車場あり 3か所計96台
■アクセス
相模原駅からバス

相模川ふれあい科学館へのアクセス

公共交通機関で行く場合は、駅から距離がありますが相模原駅からバスで行くことになります。バスの乗車時間は約23分とちょっと長いですが、バスを降りたら科学館はすぐにあるので、楽に行くことができます。
■バス(相模原駅から)
JR横浜線「相模原駅」南口から水郷田名行のバスに乗車し、「ふれあい科学館前」バス停で下車し、徒歩1分(バス乗車約23分)

ふれあい科学館前のバス停最寄りのバス停はふれあい科学館のすぐ目の前にあります。

バスの時刻表バスは日中でも平日も土日祝も1時間に2本程度あります。

相模川ふれあい科学館の駐車場

駐車場の案内ふれあい科学館には無料の駐車場が3か所あり、合計で96台が駐車できます。
第1駐車場がふれあい科学館に最も近いですが、土日祝はすぐに満車になってしまいます。
■駐車料金
無料
■台数
合計96台
■時間
9:15~16:45

第1駐車場(公園正門前)

第1駐車場(公園正門前)29台分のスペースがあり、一番便利な駐車場です。土日祝は満車になることが多いです。

第2駐車場(第1駐車場正面)

第二駐車場
23台分のスペースがあります。遠くはありませんが、道路を横断する必要があり、ちょっと注意が必要です。

第3駐車場(ふれあい科学館北西側:裏手)

第3駐車場(ふれあい科学館北西側:裏手)44台のスペースがあり、一番広い駐車場です。最も離れた駐車場ですが、それでも歩いて2分もかからないので、第1駐車場が満車の場合は、第3駐車場に止めるのが良いです。

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