「HANA・BIYORI」は、よみうりランドの隣に位置する新感覚のフラワーパークです。関東最大級の300鉢を超えるフラワーシャンデリアが咲き誇る温室があり、訪れる人々を花の美しさで包み込みます。また、日本初出店のスターバックスが併設されており、美しい花々を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
この記事では、「HANA・BIYORI」の魅力を余すことなくお伝えし、アクセスや駐車場情報も詳しくご紹介します。
HANA・BIYORIとは?
「HANA・BIYORI館」では、広さ1,500㎡を誇る温室で、花とデジタルアートが融合したプロジェクションマッピングショーを楽しむことができ、まるで別世界に迷い込んだかのような体験が待っています。また、外には可愛らしいコツメカワウソと触れ合えるエリアや、歴史的な文化財が並ぶ落ち着いた日本庭園もあり、多彩な魅力を堪能できます。
園内の広さは横浜スタジアムよりやや広く、広すぎず、散策しやすいちょうど良い規模です。坂道や階段が多い園内ですが、ベビーカーで訪れる方は「HANA・BIYORI館」を中心に回るのがおすすめです。スターバックスで一息つける場所もあるので、家族連れにも嬉しいポイントです。
HANA・BIYORIを訪問レポート!
入園口でチケットを購入
HANA・BIYORIの入園口は1か所で、近くにはHANA・BIYORI専用の駐車場や京王よみうりランド駅と連絡する無料シャトルバスの乗降場があります。
入園料は大人(中学生以上)1,200円、シニア1,000円、小人(3歳~小学生)600円で、植物園としては適正な料金です。園内には数多くの美しい花や緑が広がり、訪れる価値は十分にあります。
ちなみに、よみうりランド入園者は割引価格でHANA・BIYORIにも入園可能。中学生以上900円、シニア700円、小人(3歳~小学生)400円で入園でき、さらに16時以降も同じ割引料金が適用されます。
入園口にはその日のイベント情報が掲示されているので、入園時にチェックしておくと便利です。
チケットに記載されたQRコードを入門ゲートでスキャンし、園内へ入場します。再入園は原則できませんので注意が必要ですが、車に忘れ物をした場合などは特別に再入場が認められることもあります。
入園口から温室の「HANA・BIYORI館」までは、徒歩で約1分。途中のスロープには色鮮やかな花壇が両側に並んでおり、心が躍る景色が続きます。
おすすめスポット「HANA・BIYORI館」
入園口から約1分歩くと、HANA・BIYORIのメイン施設である「HANA・BIYORI館」に到着します。
この屋内温室は、雨の日でも楽しむことができ、四季を通じて花々が咲き誇る、まさに“お花見日和”の空間です。
館内に入ると、300鉢を超えるフラワーシャンデリアが天井を覆い尽くしており、その壮大な光景は日本最大級の規模を誇ります。
さらに、天井に加え、20mの長さと2mの高さを誇る壁面花壇が配置され、360度どこを見ても花々に包まれる特別な体験ができます。
ワークショップの体験
「HANA・BIYORI館」の奥には、花や植物に関するさまざまなワークショップが開催されています。美しい植物に囲まれた環境の中で、自然の恵みを感じながら学ぶことができます。
人気のワークショップとして、苔テラリウムやドライフラワーアレンジメントがあり、料金は2,500円から。所要時間は約30分から60分です。
材料は豊富に揃っており、初心者でもスタッフが丁寧に指導してくれるので安心です。やや高めの価格設定ですが、家族や友人と一緒に楽しめば、素晴らしい思い出になること間違いなしです。
植物園内で味わう日本初の「スターバックス」
「HANA・BIYORI館」の奥には、植物園内への出店としては日本初となる「スターバックス」があります。
「New life style with coffee」というコンセプトのもと、店内には天井から吊るされた花々や、テーブルに飾られた豊かな緑が溢れ、通常のスターバックスとは一線を画す、特別な雰囲気でコーヒーを楽しむことができます。
開園直後は空席が多めですが、お昼頃には多くの席が埋まり始め、大人気のスターバックスとなります。
窓際の席の足元には、ピンクや黄色のチューリップが美しく植えられ、さらに外には色鮮やかな花壇が広がり、訪れる人々を幸せな気持ちにしてくれます。
窓際とは反対側には、長さ8メートルの巨大なアクアリウムが設置され、熱帯魚とサンゴの森が広がっています。水槽の青い光は美しく、リラックス効果抜群です。水槽のそばにはテーブルと椅子もあり、コーヒーを楽しみながら静かなひとときを過ごすことができます。
お昼時の休憩や、ちょっとした一息をつきたい時にぴったりのカフェで、HANA・BIYORIならではの癒しの時間を提供してくれます。
「HANA・BIYORI館」をスターバックス側から出ると、目の前には美しい「四季の庭」が広がります。ここには、季節ごとの花々が約15,000本も植えられており、その圧倒的な花の数に圧倒されながら、ゆったりとした散歩を楽しむことができます。各季節の代表的な花を見つけるのも楽しみの一つです。
花とデジタルアートが融合する「プロジェクションマッピングショー」
「HANA・BIYORI館」内では、無料で楽しめる「プロジェクションマッピングショー」が平日に6回、土日祝日に8回開催されています。このショーは、天井にカーテンが閉じられ、壁面3面にわたる総延長60メートルの広大なスペースで行われます。高輝度プロジェクター20台と18台のスピーカーが織りなす最新技術による演出は、圧巻の一言。花とデジタルアートが融合した映像は見る者を圧倒し、感動のあまり泣き出してしまう子供もいるほどです。HANA・BIYORIを訪れた際には、このショーを見逃さないようにしましょう。
このプロジェクションマッピングショーは、ゲストの感情をリアルタイムにデータ化し、その結果に応じて異なる2つのエンディングのどちらかが採用されるという、独自の「マルチエンディング」方式が採用されています。自分の感情がどのようにエンディングに影響を与えるのかを体験しながら、最後まで目が離せないショーをお楽しみください。
愛らしい仕草が魅力の「カワウソ」
「HANA・BIYORI館」の外には、可愛いカワウソが暮らすエリアがあります。カワウソたちの愛らしい仕草に思わず見入ってしまうこと間違いなし。しばらく目が離せなくなるほど、その可愛さに心を奪われます。
2匹のカワウソが仲良くじゃれ合いながら遊ぶ姿は、見ていて飽きることがありません。自然と笑顔になれる癒しのひとときを過ごせるでしょう。
「見晴台」から新宿の高層ビルを一望
「HANA・BIYORI館」から坂道を約3~4分上ると、「星見の丘」にある「見晴台」に到着します。ここからは、新宿の高層ビル街や遠くの山々を見渡すことができ、東京の街並みを一望できます。無料の双眼鏡も設置されていますが、見えにくい場合もあるので、肉眼で楽しむのもおすすめです。
夜の「HANA・BIYORI」でイルミネーションを満喫
「HANA・BIYORI」の日本庭園エリアでは、竹の中に埋め込まれた無数のLEDランプが、夜になると幻想的な雰囲気を演出します。今回は昼間の訪問でしたが、次回はこのイルミネーションを楽しめる夜の時間帯に訪れてみたいと思います。なお、夜間の入園料は割引料金が適用されるので、ぜひ夜の「HANA・BIYORI」を体験してみてください。
まとめ
「HANA・BIYORI館」内のスターバックスは、フラワーシャンデリアとたくさんの草花に囲まれた特別な場所です。大人の入園料は1,200円と少し高めですが、スターバックスで1,000円以上の購入で駐車料金が3時間無料になります。綺麗な花々に囲まれながら、美味しいコーヒーを片手に、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
HANA・BIYORIの基本情報
■ホームページ
HANA・BIYORI
■住所
東京都稲城市矢野口4015-1
■電話
044-966-8717(ハナイーナ)
■入園料
大人(中学生以上)1,200円、シニア(65歳以上)1,000円、小人(3歳~小学生)600円
■駐車場
HANA・BIYORI利用者は2時間無料 以降30分300円 当日最大1,500円
スターバックス等で1000円以上の購入で駐車料金1時間無料(HANA・BIYORIの利用で合計3時間無料)
■アクセス
京王線「京王よみうりランド」駅から徒歩約10分、無料シャトルバスあり
小田急線「読売ランド前」駅からバス+バス停から徒歩8分
HANA・BIYORIへのアクセス
■京王線の「京王よみうりランド駅」
「京王よみうりランド駅」からは無料シャトルバスが運行しており、わずか3分ほどでHANA・BIYORIに到着します。バスを待つ時間がない方や、散歩を楽しみたい方は、駅から徒歩約10分でアクセス可能です。ただし、途中の上り坂を考慮して、歩きやすい靴をお勧めします。
■小田急線の「よみうりランド駅」
「よみうりランド駅」からHANA・BIYORIまでのアクセスは少し手間がかかります。まず、駅からバスで約10分のよみうりランド入口まで移動し、さらにそこからHANA・BIYORIの入り口まで徒歩約8分となります。時間に余裕を持って行動すると良いでしょう。
HANA・BIYORIの入園口に到着すると、青い無料シャトルバスが目を引きます。バスの奥には読売ジャイアンツ球場も見え、スポーツファンには嬉しい眺めです。シャトルバスを利用して快適にアクセスしましょう。

HANA・BIYORIの無料シャトルバスは、開園時間中15分間隔で運行されています。訪問時には利用者が少なく、混雑することはほとんどありません。多くの方が車で訪れるため、京王線からアクセスする方にはシャトルバスの利用がお勧めです。待ち時間も少なく、快適に移動できます。
HANA・BIYORI専用駐車場のご案内
HANA・BIYORIの入園口近くには専用の立体駐車場があります。土曜日の訪問でも1階が満車になることはなく、駐車場不足の心配はありません。車でのアクセスも安心です。駐車場から入園口までは徒歩30秒ほどと非常に近く、荷物が多い方でも便利です。
HANA・BIYORIを利用すると、駐車料金が2時間無料となります。入園口のチケット売り場で駐車券を提示するだけで手続きが完了します。さらに、スターバックスやお土産屋で1,000円以上の購入をすれば、追加で1時間分(600円)の駐車料金が無料に。これにより、合計3時間は駐車場を無料で利用できます。HANA・BIYORIを十分に楽しむために、スタバでのひとときをプラスして、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■駐車料金
30分300円 当日最大1,500円
HANA・BIYORI利用者は2時間無料 さらに園内1,000円以上の利用で追加1時間無料
ここは良かった!
家族で行きましたが、たくさんの花に囲まれてたのしむことができました。
オススメです