「長谷寺 あじさい路」は鎌倉にある長谷寺で鑑賞することができるアジサイのイベントで、本堂裏の斜面を埋め尽くす一面のあじさいを鑑賞できる散策路があり、色とりどりのアジサイは必見です!
「長谷寺」へのアクセス、駐車場、そして、「あじさい路の鑑賞レポート」を詳しく紹介します。
長谷寺のあじさい路とは?
「長谷寺」は鎌倉大仏で有名な「高徳院」から歩いて5分くらいの場所にある浄土宗のお寺です。
長谷寺の観音堂(本堂)の裏には「あじさい路」が広がり、40種類以上、約2500株を超える色とりどりのアジサイを鑑賞することができます。
あじさい路への入場には、長谷寺への拝観料400円に加え、300円の鑑賞券が必要になります。
例年は5月下旬から早咲きの品種が色づき始め、6月中旬に本格的な見頃を迎え、遅咲きの品種も含めてあじさいを楽しめるのは6月末までだそうです。なお、今年は例年に比べて10日~2週間程色づきが早いそうです。
アジサイの開花状況は長谷寺のホームページから確認することができます。
あじさい路の鑑賞を訪問レポート!
まず「拝観受付」で長谷寺の拝観チケットを購入します
最初に山門脇にある「拝観受付」で長谷寺の拝観チケットを購入します。
拝観料は大人400円、小学生200円です。購入にはSuicaを利用することができました。
ご本尊の「十一面観世音菩薩」の造立から1300年を迎えたことを記念して大きな金色の提灯が飾られていました。(2021年)
山門の前には「あじさい路」の待ち時間を知らせるパネルがありました。
この日は平日金曜日の午後の訪問でしたが、0分~30分の待ち時間でした。
休みの日には3時間待ちにあることもあるそうです。
あじさい路への入場には長谷寺への拝観チケット400円に加えて、「鑑賞券」300円が必要です。
あじさい路の「鑑賞券」は拝観受付で購入することはできず、一度、長谷寺に入り、階段を登り、観音堂(本堂)まで行って購入する必要があります。
山門から観音堂(本堂)までは階段を登り、歩いて2分ほどかかります。
境内には「あじさい路」の他にも見どころがたくさんあるので、まず最初に観音堂(本堂)に行って鑑賞券を購入してから境内を見学するとスムーズにあじさい路を楽しむことができます。
観音堂(本堂)に向かいます
観音堂(本堂)に向かう途中には美しい苔に覆われた小道があり、青々としたモミジも加わり、とても美しい空間を楽しめました。
小道にはとってもかわいい顔をした「良縁地蔵」がいました!
小道の先の階段を登ると「卍池」があり、色とりどりのアジサイが池につかり、目を楽しませてくれました。
観音堂(本堂)の前にいる仏様も鉢植えのアジサイに囲まれていました。
心なしか、仏様の顔がうれしそうに見えます。
あじさい鑑賞券を購入
観音堂(本堂)の前に受付があり、ここでチケットを購入します。混雑しているときには20~30人が並び、5分ちょっと待ちました。
購入には現金の他に交通系ICカードも利用できました。
チケット(入場整理券)には「本券と拝観券のご提示で、再入場いただけます。」と記載がありますが、この再入場は「あじさい路」ではなく、長谷寺に再入場できると言う意味だそうです。
チケットを購入しても入場のための長い列ができています。
列に並んでもチケットに記入された番号が入場できるようになるまでは入場できません。
ですので、チケットを購入したらすぐには列に並ばずに、境内の他の場所を鑑賞し、時間が経ってからゆっくりと戻ってきて入場する方が、待ち時間が少なく、スムーズに入場できます。
入場できる番号は観音堂(本堂)の前のモニタの他に、長谷寺のホームページでも確認できます。
入場待ちの行列の脇には鉢植えのアジサイがあり、待っている間もアジサイを見て楽しむことができます。
ようやく入口
チケットを購入してから10分ほど行列にならび、ようやく順番になり入場できるようになりました。
入場していきなり、階段が続きます。あじさい路は階段ばかりで、結構なアップダウンがあります。
入口を入り、階段を登るとすぐに見事なたくさんのアジサイを見ることができます。
ちょっと登ったところにショートカットの近道がありました。ただ、この近道を使ってしまうと「あじさい路」をほとんど鑑賞できなくなりますので、近道を利用する人はいませんでした。
鎌倉の街並みを一望
元々、長谷寺自体が高台にありますが、「あじさい路」はさらに階段の上り、更に見晴らしが良いところから鎌倉の街並みを一望することができます。
ちょっと登ると一面、色とりどりのアジサイ!
ちょっと登ると斜面を利用し、一面に色とりどりのアジサイが広がり、その姿は圧巻です!
あじさい路は人人人
斜面の埋め尽くすたくさんのアジサイに加え、あじさい路にはたくさんの人人人。
皆さん、色とりどりのアジサイに見とれて、なかなか進まず、至る所で渋滞が発生していました。
皆さん、カメラやスマホを取り出し、思い思いの写真を撮りまくっていました。
途中にはアジサイに囲まれた「良縁地蔵」がいました。それにしても幸せそうな顔をしています。
後半は下り坂になりますが、やっぱり渋滞だらけです。道も狭く、急いでいても追い抜くことが難しいため、鑑賞の際は時間に余裕を持たせて鑑賞することをお勧めします。
だいぶ降りてくると「経蔵」が見えてきました。この経蔵は「あじさい路」のチケットがなくても入れるので、経蔵裏からアジサイを楽しめそうです。
経蔵の脇には青竹が立ち並び、アジサイと青竹が並ぶのも良い感じです。
ようやく出口
ようやく出口に到着しました。あじさい路は単に歩いて通るだけですと5分くらいで歩ける距離ですが、たくさんのアジサイを楽しむことができ、30分くらい楽しむことができました。
チケット不要の経蔵の裏から見たアジサイは?
この経蔵は「あじさい路」のチケットがなくても行けるので、裏に回ってアジサイを鑑賞できるか確認してみます。
経蔵の裏から「あじさい路」を見るとこんな感じです。たくさんのアジサイを見ることができますが、やっぱり「あじさい路」から見る方が何倍も迫力があり、また間近で楽しむことができます。
様々な色とりどりのアジサイをご紹介
「あじさい路」には40種類以上のアジサイがあり、様々な色や形をしたアジサイがあり、初めて見たアジサイをたくさんありました。
まとめ
あじさい路には、40種類以上、約2500株を超える色とりどりのアジサイが咲き誇り、6月末まで楽しむことができます。
境内にはあじさい路以外にも、美しい苔に覆われた小道や「卍池」など見どころがたくさんあり、一日中楽しむことができます。また、鑑賞券を購入した観音堂(本堂)前には、鉢植えのアジサイに囲まれた仏様が祀られており、雰囲気も素晴らしかったです。
長谷寺のあじさい路は、季節限定の美しい景色を楽しむことができる素晴らしい場所です。しかし、混雑するため、時間に余裕を持って訪問することが大切です。
長谷寺の基本情報
■ホームページ
長谷寺
■住所
鎌倉市長谷3-11-2
■電話
0467-22-6300
■時間
8:00~17:00
■拝観料
大人400円、小学生200円
■あじさい路鑑賞券
400円
■駐車場
有料駐車場あり(30台) 30分ごとに350円
■アクセス
江ノ電「長谷」駅から徒歩5分
長谷寺へのアクセス
最寄り駅は江ノ電の「長谷駅」です。長谷駅から長谷寺までは歩いて5分ほどです。
■徒歩(長谷駅から)
江ノ電「長谷」駅から歩いて約5分
長谷駅から長谷寺までは道も平坦で歩きやすいです。また、道のりも1度曲がるだけなので、迷わず行くことができます。
長谷寺の駐車場
長谷寺の入り口のすぐ前に駐車場があります。駐車スペースは30台分しかなく、平日でも満車の時がほとんどで、土日祝は公共交通機関を利用することをお勧めします。
■駐車料金
30分350円
■台数
30台
■時間
8:00~17:00