金沢区(横浜)

浄土式庭園が美しい「称名寺」

称名寺

称名寺は鎌倉時代に北条実時が建立したとされる金沢北条氏の菩提寺で、本堂前の阿字池を中心とした見事は浄土式庭園が広がります。
称名寺へのアクセス、施設、金沢文庫などを詳しく紹介します。

 

称名寺とは?

称名寺
「称名寺」は鎌倉時代に北条実時が建立したとされる金沢北条氏の菩提寺で、本堂前には阿字池を中心とした浄土庭園が広がります。
称名寺の裏手には豊かな自然の「称名寺市民の森」が広がり、金沢山の山頂からは八景島シーパラダイスや海を眺めることができます。
また、称名寺の隣には「金沢文庫」があり、北条氏一族邸宅内に造った武家の文庫にあった物などを保管、展示しています。

称名寺へのアクセス


京急線の「金沢文庫駅」、シーサイドラインの「海の公園柴口駅」「海の公園南口駅」から同じくらいの距離にあり、どの駅から歩いても10~12分ほどかかります。
■徒歩(金沢文庫駅から)
京急線「金沢文庫駅」から徒歩12分
■徒歩(海の公園柴口駅、海の公園南口駅から)
横浜シーサイドライン「海の公園柴口駅」、「海の公園南口駅」から徒歩10分
■駐車場
称名寺に駐車場はありません。

称名寺を訪問!

まずは「惣門(そうもん)」をくぐります

惣門(そうもん)称名寺の南にある「朱塗門(しゅぬりもん)」です。
金沢文庫駅やシーサイドラインの駅からは歩くと12分ほどかかります。
この惣門の前には「称名寺のバス停」があります。

惣門を通り、この先をまっすぐ歩いて行くと称名寺があります。
称名寺には駐車場がなく、この通りには「駐車禁止」の札がたくさんありました。

ふみくら茶屋

ふみくら茶屋惣門をくぐってすぐ左手に「ふみくら茶屋」と言う食事処があります。
シャコ丼や穴子丼などの海の幸の食事メニューに加え、抹茶セットなどの甘味も頂けます。

立派な「仁王門」

仁王門
惣門から1~2分歩くと突き当りに立派な「仁王門」が現れます。

仁王門
仁王門の中には鎌倉時代に造られた高さ4メートルの大きな仁王像が構えます。

称名寺

称名寺
仁王門左の通用門を入ると、阿字ヶ池を中心にした「浄土庭園」が広がります。
住宅地の中にいきなり緑豊かな寺社が現れます。
浄土庭園には朱塗りの反橋と平橋がかかり、 阿字ヶ池のまわりには樹齢800年を超えるイチョウなどの名古木があり、四季折々の風情を楽しむことができます。


毎週土日の10時~15時には横濱金澤シティガイド協会による無料庭園ガイドが実施されているそうです。

金堂(こんどう)

金堂(こんどう)最も大きな建物の「金堂」は1681年に再建されています。
大きく威厳のある建物です。

釈迦堂

釈迦堂金堂の隣には釈迦堂があります。

歌川広重が描いた「鐘楼」

鐘楼
金堂の前には「鐘楼」があります。
この「鐘楼」は歌川広重が描いた金沢八景のひとつ「称名の晩鐘」です。
ただ、残念なことに鐘は突けませんでした。

称名寺の裏手に広がる「称名寺市民の森」

称名寺市民の森金堂の左手には「称名寺市民の森」の入り口があります。

称名寺市民の森入り口を入ると、いきなり急な階段が続きます。
ここは金沢山と言う場所で、結構な登りが続きます。

「八角堂」に到着

八角堂
「称名寺市民の森」の入り口から10分ほど歩くと「八角堂」に到着しました。
ここが金沢山の山頂です。残念ながら八角堂の中に入ることはできませんでした。

八角堂の前からの眺め八角堂前からは景色が開けていて、八景島シーパラダイスや海の公園、下には金堂を見ることができます。

称名寺のすぐ脇にある「金沢文庫」

このトンネルの先に「金沢文庫」があります。「金沢文庫駅」の名前の元になっている場所です。

金沢文庫
金沢文庫は県立の歴史博物館で、鎌倉時代のなかごろ北条氏の一族(金沢北条氏)邸宅内に造った武家の文庫にあった物などを保管、展示しています。

金沢文庫の利用案内金沢文庫の利用案内です。大人は400円ですが中学生以下は無料です。

金沢文庫金沢文庫の中には「かなぶんカフェ」と言う喫茶店があり、ランチメニューや美味しそうなアップルパイが頂けます。

トイレ

トイレ称名寺の園内にはトイレがあります。

称名寺の基本情報

■ホームページ
称名寺
■住所
横浜市金沢区金沢町212
■電話
045-701-9573
■駐車場
なし
■アクセス
金沢文庫駅から徒歩12分、シーサイドライン海の公園南口駅/海の公園柴口駅から徒歩10分

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